キャリア

2023.06.12 12:30

毎日の出勤が嫌でたまらない? 有害な職場を去るべき10の兆候

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5. 有害な職場は透明性に欠ける

健全な職場文化の特徴は、コミュニケーションがオープンであることだ。透明性がない職場では、労働者はリーダーへの信頼を失い、やがて同僚への信頼も失う。そうなると、チーム全体のモチベーション、エンゲージメント、ロイヤリティが低下する。上司が貴重な情報をそうと知っていながら隠していたら、それについて尋ねてみるといい。合理的な回答が得られない場合は、他の仕事を探し始める時期かもしれない。

6. 有害な職場は士気が低い

仕事の愚痴をこぼしてばかりの同僚に囲まれていると、心がすり減っていく。感情には伝染性があり、特にネガティブな感情は伝染しやすいからだ。チームが不満を抱えており、常に緊張した空気に耐えているのなら、有害な職場に身を置いている可能性がある。

7. 有害な職場は身びいきを助長する

身びいきとは、その職位にふさわしい資質を持たない友人や家族、知人に仕事を与えることをいう。この種のえこひいきは多様な視点を遠ざける文化の一因となり、有害だ。こうした傾向を察知したら、他の仕事の機会を検討するタイミングかもしれない。

8. 有害な職場は仕事上の成長をサポートしない

上司が部下に成長の機会を提供すると繰り返し約束しながら、それが実現しないなら、警戒すべき兆候だ。健全な仕事文化は、従業員がスキルを磨き、新しいことを学ぶのを奨励する。もし会社が従業員の能力開発に投資しないのであれば、転職する時が来ているのかもしれない。

9. 有害な職場はハラスメントやいじめを許容する

ポジティブな仕事文化は、従業員に安全で包摂的な環境を保証するものだ。ハラスメントやいじめの許容は、有害な職場の一因となる。不愉快な冗談、侮辱、脅し、さらには身体的脅迫などの例もある。こうした行為に心当たりがある場合は、すぐに人事部に連絡しよう。

10. 有害な職場は無礼な振る舞いを許す

有害な仕事文化の原因をさらに掘り下げたMITスローンの分析によれば、労働者が挙げた退職理由のうち最も悪影響が大きかったのは、職場で見下されていると感じることだった。職場で他の人への配慮や品位に欠ける振る舞いをしょっちゅう経験しているなら、有害な職場だといって間違いない。
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出勤することを考えると胸やけがするような場合は、十中八九、機能不全の環境にあるとみていい。短期的にはストレス、不安、極度の疲労を感じるだろう。長期的には、緊張やネガティブな感情が人間関係や自尊心に悪影響を及ぼす恐れがある。さらに、何年も不健全な労働文化に苦しんでいると、回復にも時間がかかる。有害な職場で我慢する理由はない。兆候に気づいたら、そこから脱出する計画を立てよう。環境を変えれば、自分に見合った充実感を得られる可能性は高まる。

forbes.com 原文

編集=荻原藤緒

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