チケット申し込みの対象者をNFTホルダーに限定
イベント主催者は、「Peatixトークンゲーティング」を利用することで、参加者をNFTホルダーに限定したイベントを管理・運営することができる。主催者が運営するNFTコミュニティのNFTホルダーを対象にしたイベントを開催するだけでなく、外部のNFTコミュニティにイベント参加権利を付与したり、それらのNFTホルダーに限定した特典コンテンツを配布するなどの活用方法を想定している。CEO原田氏は以下のように話す(別途、Forbes JAPAN Web読者へのメッセージは当記事末に)。
「NFTコミュニティやイベント主催者に効果的で使いやすいトークンゲーティングのソリューションを提供することで、サービスの利用シーンを拡大し、事業成長の可能性を高めることを目指します。今後、より多くのコミュニティにPeatixをご利用いただくことで、”クリエーターやオーガナイザーが共有体験を通じてコミュニティーを形成・発展させることを支援する”という当社のミッションを推進します」
開発の背景
現在、Peatixを利用する様々なイベントで、参加者を(特定の)NFTホルダーに限定するチケットが発行されている。しかし、これらのチケット管理に際し、申込者が当該NFTホルダーであることを認証するプロセスがなかったため、ユーザーから「イベント前の参加者の管理や、イベント当日の受付が手作業となり大きな負担になっている」という悩みが寄せられていた。
イベントページ:APEHOUSE V - BIG HAUS NFT Gallery Launch
──シンガポールで開催されたイベント「APEHOUSE 5」では、Jaye Foo氏が以下のようにコメントした。
「今回、 ”APEHOUSE 5” がPeatixトークンゲーティングを導入する最初のイベントとなり、とてもうれしく思っています。私は、トークンゲーティングがチケットの未来であると考えており、関係性のあるイベント会場やBored Island Groupが主催するイベントで再び利用できることを楽しみにしています」