管理部門のメンバーは、業務情報の一覧や詳細を専用画面で管理できるほか、システム運用上の重要な権限変更ログなどを関係者へ通知する機能、業務運用の漏れやミスを防ぐチェック機能も搭載する。
また5月31日には、グロースステージのスタートアップへ融資する「UPSIDER capital」を設立。融資自体は提携する大手金融機関が行い、UPSIDERは与信モデルやデータを提供する。同社はカード事業でAI与信を行ってきたが、そこで蓄積したデータとAI Coworkerで得た企業情報を用いてスタートアップの信用力を評価する。
代表の宮城徹氏は次のようにコメントした。
「AI Coworkerで取得できるデータを用いると、数字に表れていない今がわかり、未来を予測することもできます。毎月、四半期ごとに大きく変貌するスタートアップ企業を正しく評価するには、そういうアプローチが必要です。
UPSIDERではこれまで600億円を超える資金調達をしてきました。だからこそ大手金融機関とともに取り組むことができると考えています」