SNSコラボサービス「Castee」が1.5億調達、人気インフルエンサーの参加を予定

プレスリリースより

近年、SNSを創作の舞台とするクリエイター達の存在感が増している。そうした中、クリエイターが他のクリエイターや企業、ファンとコラボレーションすることで新たなコンテンツを生み出すケースは当たり前になっており、コラボの依頼や募集、企画のやり取り、金銭が発生する場合にはその管理などに手間を取られてしまうという課題があった。

Casteeは6月2日、そうした課題を解決し、クリエイターの活躍の場を広げる日本初のソーシャルコラボレーションサービス「Castee(キャスティ)」β版の提供を開始した。

「Castee」は、SNSユーザーが手軽にコラボレーションを実現できるサービス。ユーザーは最短3ステップで自分専用のクリエイターページを作り、コラボ企画のパートナー募集を開始できる。ユーザーはコラボの依頼窓口を「Castee」にすることで、コラボ応募者のSNS情報一覧や依頼情報をまとめて確認できるほか、「Castee」の決済機能を利用できるため、金銭のやり取りも安心・安全に行える。

同社はまた、mintをリードインベスターとして、WONDERTAINER FUND、XTech Ventures、個人投資家1名からプレシリーズAラウンドで約1.5億円の資金調達を実施したことを発表した。シードラウンドでのXTech Venturesから調達した約1億円と合わせ、累計調達額は約2.5億円となる。今回の調達資金は主に、「Castee」のサービス開発体制拡充に向けた人材採用の強化などに使われる。

「Castee」の正式版は夏頃のリリースを計画しており、人気インフルエンサーの参加や各種機能のアップデートも予定しているという。

同社では、クリエイター向け海外案件受付ツール「Castee Bridge」も提供。ユーザーはInstagramのDMで届く海外からの仕事依頼に「Castee Bridge」のURLを返信するだけで、同ツールがユーザーの専属マネージャーのように仕事の内容確認から交渉、費用回収まで対応する。

同社によるクリエイターが抱える課題を解決し、日本に、世界にその才能を届けていこうとする挑戦は、続いていく。

プレスリリース

Forbes JAPAN Web編集部

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