2023.06.06 09:00

6つのAIコンパニオンがすすめる東京近郊の観光スポット

河口湖と花火(Getty Images)

Kayak(カヤック)

ChatGPTを統合したKayakは「Best Time To Travel(旅行に最適な時期)」ツールをリリースしている。同ツールは、東京については6月ではなく10月を推奨している。その理由は、航空運賃が安く、天候がまだ良好(約19℃)で、あまり混雑していないからだ。

Snapchat(スナップチャット)

SnapchatのAIアシスタント「MyAI」によれば、東京に行くのに最適な時期は、桜のシーズン(3月下旬から4月初旬)と秋の紅葉の時期(10月から11月)で、天候も穏やかだ。東京ゲームショウの開催期間である9月下旬については触れていないが、独特なカフェやブティックで賑わう原宿のキャットストリートや、代々木公園近くに集まる焼き鳥店、CoCo壱番屋カレーハウスなどの飲食店を訪れることを提案している。
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また、新宿のカプセルホテル新宿510やAirbnbの長期滞在をユニークで手頃な宿泊体験として提案しているのは、このチャットボットだけだった。ただし、これらの結果はスポンサーからのものである。

ChatGPT(チャットジーピーティー)

ChatGPTのiOSアプリは、夏の台風に注意を促し、魅力的なお台場海浜公園、パレットタウン、レインボーブリッジを訪れること、表参道での買い物、東京タワーや東京スカイツリーからの眺望を楽しむことを提案している。また東京都庁舎の展望台もおすすめしている。

「マイトリップをマップ化する」「運賃を探す」「予約をする」などの待望の機能はまだ実装されておらず、無料のChatGPTとSnapchatのMyAIツールはまだインターネットのリアルタイム検索を行えないが、旅行計画のためのAIとの会話は、生成型AIの重要なアプリケーションとなる可能性が高い。これは旅行先を把握するための時間節約になるだけでなく、バーチャルで探検したい人にとっても楽しいアームチェアトラベルの機会を提供してくれるのだ。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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