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2023.07.21

[グレートカンパニーアワード2023]小さな胸に湧いた感動はやがて世界を変える力になる──biima 顧客感動賞

船井総合研究所が社会性・教育性・収益性・成長性・環境性を兼ね備えた持続的成長企業を褒賞する「GREAT COMPANY AWARD 2023」。本年度は、約5,300社の選考対象法人から、さまざまな業界で活躍する18社をノミネートし、そのなかから特に優れた7社の受賞を決定した。このアワードで『顧客感動賞』を受賞したのが、biimaだ。「21世紀型総合キッズスポーツスクール」と「21世紀型教育の総合スポーツ保育園」を日本全国に約250教室展開し、累計2万人以上の会員を擁する同社の、顧客の強い支持を集める感動の仕掛けを紹介しよう。


biimaを創業した田村恵彦は、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科で身体行動科学を修めている。それは、「日本のスポーツ教育を変えていきたい」という想いからだった──。

「身体行動科学は、バイオメカニクス(生物の構造や運動を力学的に探究したり、その結果を応用したりすることを目的とした学問)の領域にあります。例えば、MRIや超音波を使って、どういうトレーニングが筋肉を肥大させるのか、バネをつけるのかといったことを科学的に分析します。投球フォームを3次元で動作解析し、速いボールを投げる方法を分析する映像などは、皆さんもテレビで視聴されたことがあるかもしれません」

大学院修了後、田村はリクルートに入社している。そこには、「より多くの人たちに影響を与えられるのは、「事業」や「サービス」であると考え、事業を立ち上げられる人材になりたい」という考えがあった。

「1年目から新規事業開発室に配属され、ゲームやデジタルマーケティングの分野で新規事業の立ち上げを担いました。社内ベンチャー企業をつくり、社員が4人から200人の規模までグロースさせることもできました」

そうしたなか、田村の脳裏で育っていたのは「スポーツ教育を軸にした新しいメソッドを世界に広めて、人々の生活や人生を大きく変えていきたい」という想いだった。IT業界を中心にベンチャー企業が社会を大きく変えていく時流を見てきた田村は、遂に自身で起業することを決意した。そして、新しい総合型キッズスポーツスクール「biima sports(ビーマ・スポーツ)」が2016年に誕生した。



「専門的にスポーツを始める前(3歳から10歳)の子どもを対象に、最新のスポーツ科学と幼児教育学を融合した独自のプログラムで運営しています。大きな特徴のひとつが『総合スポーツプログラム』です。さらには、これからの社会を生きていく子どもたちに必要な『非認知能力開発プログラム』も実施しています。基礎運動能力と非認知能力を育みながら、マンツーマンに近いパーソナルスクールモデルを採用して一人ひとりの異なる成長を個別にサポートすることで、自己肯定感も大切に育んでいます」

運動神経は遺伝はせず、3歳から10歳までの幼少期には、特定のスポーツよりもさまざまなスポーツを総合的に実施したほうが運動能力が高まりやすいという研究結果があるという。これに基づき、サッカー、野球、スプリント、体操、テニス、バスケットボールなど異なるスポーツに総合的に取り組むことで、基礎運動能力を高めていく。

非認知能力については、一部上場企業や外資系企業などが実施する「マネジメント研修」や「リーダーシップ研修」などを幼少期向けにアレンジした独自プログラムを採用している。

「少人数のチームをつくり、メンバーで協力しながら自律的に情報探索・意思決定・問題解決を行っていくプロジェクトラーニング型で非認知能力を養います。例えば、『アイテムを使ってチームで大きいものをつくろう』という課題では、「大きいものは、何をつくるか?」「それをどうつくるか?」の2つの観点をチームで話し合い、意思決定しながら時間内に創り上げるということを実施します。制限時間内に完成しなかった場合には、その理由を考えるための振り返りの時間を設けます」

2023年6月1日現在、biima sportsは全国の250カ所で展開している。事業と子どもの成長を支えている屋台骨が、全国で600名を超えるという指導者だ。

「biimaは、人材輩出企業でありたいと考えています。指導者はトップメインコーチからアシスタントコーチ候補まで10階級に分けて、レベルに合わせた研修を個別に緻密に行っています。そして、これまでに自社で開発してきた『教育プログラム』と『指導者育成プログラム』のふたつを全国の自治体や企業、スポーツクラブ、大学、幼稚園、小学校などに提供し、地域の幼児教育の質を高めていく共創モデルも構築しています」

2020年には、より高い教育効果を追求するための保育園事業として「biima school(ビーマ・スクール)」も立ち上げた。biimaが生み出す顧客感動は、日本人のスポーツ力・ビジネス力の向上、さらには幸せに生きる力の発展につながり、大きな実を結ぶに違いない。


biima
https://biima.co.jp/


田村恵彦◎早稲田大学大学院スポーツ科学研究科を修了した2009年、リクルートに入社。社内ベンチャー企業を立ち上げ、新規事業開発と成長の経験を積む。退社後の2016年、世界的にも類を見ない「スポーツ×教育」の観点からbiimaを創業し、21世紀型教育の総合型キッズスポーツスクール「biima sports(ビーマ・スポーツ)」を始動。

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Promoted by 船井総合研究所 / text by Kiyoto Kuniryo / photographs by Shuji Goto / edit by Akio Takashiro