3. 適切なマーケットプレイスを見つける
NFTをリリースする場合、そのブランドに適したマーケットプレイスを見つけることが重要だ。この分野ではOpenSea(オープンシー)が圧倒的にメジャーだが、新興勢力のBlur(ブラー)も勢いを増している。NFTに精通していない場合は、この分野ですでに他のクライアントのために実績を上げているコンサルタントやエージェンシーの助言を受けることも視野に入れたい。また、身近な起業家仲間に紹介を依頼するのも得策だ。しかしどのようなマーケットプレイスであっても、自社がターゲットとする顧客ペルソナを反映するオーディエンスがいる場所であることが重要だ。そうでなければ、魅力が伝わらない。
4. クリエイティブに考えることを重視する
NFTの最もエキサイティングな点は、従うべきルールがあまりないことだ。どのような戦略を選ぶかは自由に決めることができる。そこで役に立つのが、業界内外の他社をリサーチし、何がうまくいっているのか、何がトレンドなのかを把握することだ。また、社内のチームの中に、NFTやデジタルウォレット、クリプト(暗号資産)に詳しいメンバーがいないか確認してみるのもいいだろう。そのような人材がいれば、NFTとWeb 3.0のエコシステムをより深く理解することができるだろう。
最終的なゴールは、人々に自社のNFTに興味を持ってもらうことだ。そのためには、実際にやってみるしかない。自社のビジネスにとって何が正しいのかがわかるまで、何度か軌道修正を行う必要があるかもしれない。
多くの企業にとってNFTはまだ未知の領域だ。しかし、かつてはソーシャルメディアも似たようなものだった。ビジネスリーダーは、NFTやブロックチェーンのカルチャーに背を向けるのではなく、この領域に想像力を働かせてみるべきだ。企業のマーケティングやエンゲージメント戦略にも、NFTを取り入れてみる価値があるだろう。
(forbes.com 原文)