風量は「自動」がいちばん効率的
エアコンの風量は、もっとも効率的に部屋を冷やすよう設計されている「自動」にするのがお勧め。自動運転では室温が高いときに強い風が出て、電気をたくさん食っているように感じるかも知れませんが、弱で静かに運転すると設定温度まで下げるのに時間がかかり、かえって不経済なのです。
昼はつけっぱなし、夜はこまめに切る
最後に、エアコンはつけっぱなしがいいのか、こまめに切るのがいいのかという疑問です。エアコンは、室温を最初に一気に下げてから、あとは少ない電力で温度を保つようにできています。エアコンをこまめに切ると、室温が上がってまた「一気に下げる」必要が生じる機会が増えます。実験では、30分程度ならつけっぱなしのほうが消費電力が少なくて済みました。ただし、午前9時から午後6時は外気温が高く部屋の温度変化も大きいので、つけっぱなしが効率的ですが、外気温の低い午後6時から11時の間は、こまめに切るほうが、やや効率的でした。
これで、この夏の節電はバッチリですね。でも、くれぐれも無理はしないように。熱中症に気をつけて、上手な運転で快適に過ごしてください。
プレスリリース