Hacobu
調達額:15億円調達先:Archetype Ventures / Sony Innovation Fund / Logistics Innovation Fund / Emellience Partners / 三菱倉庫 / IDATEN Ventures / 日本政策金融公庫(融資)
備考:国内投資家含む(社名非公開)
企業間のやり取りや物流現場の業務をデジタル化するアプリケーション群「MOVO」を提供するスタートアップ。
「MOVO」は企業間のやり取りや物流現場の業務をデジタル化するアプリケーション群で、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」や動態管理サービス「MOVO Fleet」などがある。
同社は“持続可能な物流インフラを創る”のビジョンのもと、個社の枠を越えた物流ビッグデータの分析・活用基盤となる“物流情報プラットフォーム”の構築を推進しており、事業者・業界の垣根を超えた“モノと車両と場所”にかかわる物流情報をビッグデータとして蓄積し、物流全体が最適化された持続可能な社会を目指している。
2023年5月には、Archetype Ventures、Sony Innovation Fund、Logistics Innovation Fund、Emellience Partners、三菱倉庫、IDATEN Ventures、社名非公開の国内投資家を引受先とした第三者割当増資に加え、日本政策金融公庫からの融資により総額14億7000万円の資金調達を実施した。
同社は、これまで約28億円の資金調達を実施しており、今回の調達により累計資金調達額は約43億円となった。
今回の資金調達では、さらなるMOVOネットワークの拡大を進めるとともに、データテクノロジーへの投資を加速し、物流DXやコミュニケーション改革を後押ししていく。
また、今回の資金調達と併せて、2023年4月6日に三菱倉庫と資本業務提携を締結している。
データ活用を通じた物流業界の効率化・進化に関する協議、研究開発を進め、より良い物流業界のあり方を模索していく予定だ。
マツリカ
調達額:10億円調達先:三菱UFJキャピタル(リード) / DNX ventures / Archetype Ventures / いよぎんキャピタル / きらぼしキャピタル / tb innovations / Sony Innovation Fund / 大分ベンチャーキャピタル
備考:プレシリーズCラウンド / 他金融機関からの融資含む
AI搭載のクラウド営業支援ツール「Senses」を開発・提供するスタートアップ。
「Senses」は、営業組織全体を進化させ、売上に直結する新しい営業支援ツールだ。
SFA・CRMと呼ばれる顧客管理・案件管理に加え、営業情報の解析をAIを用いて直接支援することで、"営業現場の入力負担軽減"と"営業現場へのメリットの最大化"を目指すことができる。
また、同サービスはOCR機能を搭載しているため、名刺や議事録のスキャン、自動文字起こしなどもモバイルアプリからワンクリックで対応可能となっている。
さらに同サービスを利用した企業情報の取得により、営業先情報の取得業務を1人当たり月5〜10時間削減することができる。
2023年5月には、プレシリーズCにて、三菱UFJキャピタルをリード投資家として、DNX ventures、Archetype ventures、いよぎんキャピタル、きらぼしキャピタル、tb innovations、Sony Innovation Fund、大分ベンチャーキャピタルを引受先とする第三者割当増資ならびに、他金融機関の融資を含めて総額約10億円の資金調達を実施した。
今回調達した資金により、プロダクトラインナップの一新に伴うマーケティング活動と人員拡充を行い、これまでのセールス領域に加え、マーケティング領域、BI領域、AI領域と、領域ごとにサービスを独立・強化させていく予定だ。