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gstockstudio / Bigstock



一攫千金を狙って起業するなら、アプリの開発なんかやめてビール醸造を始めるといい。

クラフトビール醸造の草分け的存在でありビリオネアとして成功を納めたシエラネバダ醸造所(Sierra Nevada Brewary)の創業者ケン・グロスマンや、サム・アダムス(Sam Adams Beer)のジム・クック会長らの成功に追随し、特別醸造の高級ビール製造メーカーや、マイクロブリュワリーが急増。全米にクラフトビール・ブームを巻き起こしている。1979年の規制緩和当時は、わずが44社だったビール醸造業者の数は、2014年末までに3,400以上を数えるまでに急増している。

工場直営パブ(自家醸造ビールを出すパブ)、やマイクロブリュワリーの市場は目を見張るほど急速な成長を見せている。天然のホップの香りを愛する愛好家らは大喜びだが、ハイネケン(Heineken)やSABミラー(SABMiller)、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(Anheuser-Busch InBev)といった旧来の多国籍企業にとっては、気の抜けない状況だ。

とはいえ、これが一種のバブルだとしたら、いずれはじける運命なのかもしれない。クラフトビール熱は高まっているが、バーカウンターの数と小売店の棚の数では所詮較べものにならない。起業の好機ではあるかも知れないが、クラフトビール醸造業を開始するにはコストもかかる。小規模の事業者がブームを当て込んで飛び込むと、手ひどい痛手を被る可能性もある。

2012年の末に、全米で最も多くの醸造業者を抱えていたのはカリフォルニア州だが、州の大きさとビール醸造の歴史の古さを考えれば何ら不思議はない。現在、クラフトビール醸造全米最大手のシエラネバダと、こだわりのビールで有名なラグ二タス・ブリューイング(Lagunitas Brewing Company)もカリフォルニア州を本拠地としている。

文=ブライアン·ソロモン(Forbes)/ 編集=上田裕資

 

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