6月13日には全作品上映+セミナーイベントが、そして翌14日には受賞作品決定のセレモニーが開催、ABEMAでもLIVE配信される。一体どんな作品がラインナップされているのかーー。
BRANDED SHORTSが定義するブランデッドムービーとは、ブランドの「理念」や「存在価値」をストーリーで伝え、社会に対する「ブランドの必要性」や「ブランドイメージ」を向上させる為のマーケティング戦略の⼀環として作られる映像・映画のこと。
アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」では、企業や広告会社の制作による作品にスポットを当てたコンペを本年も開催し、各賞を競う最終ノミネート作品を決定した。
国内作品によるナショナル部門には、森田剛が主演する「僕は、ずっと君の隣にはいられない。」(野村不動産会社/6分10秒)や、佐久間由依・小関裕太が出演する「恋するチャミスル2」(眞露会社/6分30秒)がラインナップされた。
「生涯で父親が子供と過ごせる時間は、合計すると3年5カ月11日」。第三者機関による、この調査結果をコンセプトにした「僕は、ずっと君の隣にはいられない。」は、「家族と過ごせる時間」の有限性をテーマにした短編。注目のシンガーソングライターAimer(エメ)の楽曲が流れる中、森田剛演じる父親と、少し距離のある息子、そして死期が近づく愛犬との「妻が出張中の数日間」が描かれる。
この作品で父親を初めて演じたという森田剛の新境地にも注目が集まりそうだ。
ユニークな海外作品もまた、数多くノミネートされている。
人材採用につながるブランディングの観点を審査基準にしたHR部門supported by Indeedには、トラック運転手の父親とその娘のこれまでの時間を追いながら、父娘の親子関係に迫る「The Journey」(Daimler Truck Financial Services/4分18秒/ドイツ)、インターナショナル部門には、あるテレビドラマの虜になったカップルがドラマの世界に浸ろうと変装し、身体にタトゥーを入れ、果ては家を改築するまでに至った結果のドタバタ劇「The Secret of Wakany」(Canal+/2分30秒/フランス)、AI翻訳機が起こすハプニングコメディ「Translating Joy」(BMW China/3分18秒/中国)など、世界のブランディングムービーの最先端を垣間見る作品が勢揃いしている。
また日本全国47都道府県で制作された観光プロモーション作品の中から、創造性や話題性に優れた作品を選ぶ観光映像大賞には5作品が最終候補に選ばれた。芸人のケンドーコバヤシが「デジタル撲滅を掲げる」という架空の設定の長崎県南島原市に「みそ五郎どん」として転生するコメディや、ミュージシャンのマーク・パンサーが大分県の温泉旅をナビゲートする作品など、個性あふれる作品がラインナップされている。
審査委員長は『全裸監督』(Netflix)や『ふたつのスピカ』(NHK)を手掛けたドラマプロデューサーでNemeton代表のたちばなやすひと。映画監督の安藤桃子、芸能事務所タイタン代表の太田光代、博報堂執行役員の木村健太郎、電通グループグロースオフィサーの高崎卓馬、Forbes JAPAN編集長の藤吉雅春ら7人の審査員とともに受賞作の選考に臨む。
ノミネート作品はABEMAで順次無料公開中(https://abema.tv/video/title/221-232)。また、6月13日には赤坂インターシティにて上映およびセミナーイベントが開催。翌14日にはBranded Shorts of the YearやDeloitte Digital Awardほか各賞の発表が行われ、セレモニーでは審査員による作品評ディスカッションのトークイベントが実施される。こちらはABEMAにて独占生配信される予定。(https://shortshorts.org/2023/branded-shorts/)
なお6月13日、14日のイベント会場にお越しの各日先着100名様には『Forbes JAPAN』最新号を無料プレゼント。
さらに、Peatixでイベントに申込んだ企業・自治体の方には抽選で、BRANDED SHORTSオフィシャルサイトにて連載中の、映画祭創設者で代表の別所哲也との対談記事「マネジメント・トーク」掲載の機会が与えられる。
国内外の最先端コンテンツと才能が集結する「BRANDED SHORTS 2023」で、ブランディングの未来を目撃してみては?