同社が提供するサービスは2つ。ひとつは「最適ワークス」だ。どの製品を、いつまでに、何個生産するか、という条件を入力すると、AIが自動で設備や人員配置計画を立案する。2022年4月に正式リリースし、カルビーや永谷園、安川電機など、90社の製造ラインに導入された。
「計画作業が3時間から10分に減少した」「生産量が約7%アップした」といった声があがっているという。SaaSでサービスを提供しており、開始8カ月でARR(年間経常利益)は1億円を超えている。
もうひとつのサービスが、AIを活用した生産技術向上の支援を行う事業だ。例えば、2021年11月には、トヨタ九州と共同で、レクサスの「AI異音検査システム」を開発した。
投資家は以下。
エクイティ:DG Daiwa Ventures、NCBベンチャーキャピタル、佐銀キャピタル&コンサルティング、ゼンリンフューチャーパートナーズ、肥銀キャピタル、三井住友信託銀行
融資:日本政策金融公庫、あおぞら企業投資