ハッブル宇宙望遠鏡は米国時間5月22日午前に調査を開始した。
国際天文学連合(IAU)がSN 2023ixfと命名したその天体は「M101」、別名Pinwheel Galaxy(風車銀河)と呼ばれるおおぐま座の中にあるフェイスオン(地球とほぼ正対している)渦巻銀河の中にある。おおぐま座には北斗七星もある。
2023年5月19日、山形県の著名な超新星ハンター板垣公一氏が撮影したのこの画像で最初に発見され、翌日カリフォルニア州ツビッキー掃天観測所(ZTF)の望遠鏡によってSN 2023ixfの存在が確認された。
それ以降、世界中のアマチュア天文家が撮影した多数の画像がSNSに投稿された。
The fog rolled in right at the end, but I just managed to catch supernova 2023ixf in M101 with my @Unistellar eVscope2. Here I am blinking tonight's image with one taken June 2022. #supernova #M101#2023ixfpic.twitter.com/DiU9mhASNJ
— Scott Kardel (@palomarskies) May 21, 2023
SN 2023ixfはほぼ12等級だが、明るくなり続けている。小型の天体望遠鏡でも見ることが可能で、今後、数日かけて明るくなっていき、数カ月間は望遠鏡で観測可能だとラスクンブレス天文台の天文学者アンディ・ハウェルは説明する。
(forbes.com 原文)