キーボードは本体に専用端子で接続。背面にマグネットで吸着するキックスタンド付きカバーが取り付けられる。別売のアクセサリーとして3色のバリエーションが揃う本体カバーも発売される
デバイスとAlexaはこれからも成長を続ける
サーニオ氏は現在、Fireタブレットシリーズだけでなく、Fire TVシリーズのストリーミングメディアプレイヤー、Echoシリーズのスマートホームデバイスを含む全デバイスのセールス&マーケティング、プロダクトマネジメントを統括するキーパーソンだ。サーニオ氏はAmazonがこれからも、今まで以上にコンシューマ向けデバイスの開発と販売に注力する考えを強調した。「Amazonデバイスは電子書籍のKindleに始まりFire TV、Fireタブレットなどのブランドを追加してきました。Amazon EchoやパーソナルアシスタントのAlexaはスマートホームの普及を世界に拡大する大事な役割を担っています。さらに直近ではとても野心的な衛星通信サービス『Project Kuiper』の実現に向けた取り組みを立ち上げました」(サーニオ氏)
Amazon独自の人工知能(AI)の技術をベースとしたパーソナルアシスタントのAlexaも、サービスを立ち上げてから間もなく10年を迎える。Amazonは現在までに、累計で5億台を超えるAlexa搭載製品を販売してきたという。Alexaとつながり、便利な機能を提供できるサードパーティーのスマートホームデバイスも1億台以上になった。
Alexaの今後の展開について、サーニオ氏は「ユーザーのために最も心地よく直感的な使い勝手を提供する、パーソナライズされたアシスタントであることにこだわり続けます。ユーザーの生活パターンを先回りしながら、やりたいことを実現する機能も充実させる」と答えた。