「暗算」から「暗記」に導くことで「最強の計算法」になる
かけ算の基本は、九九です。九九は暗記ですので、例えば、「7×5=35」と答えが瞬時に求められますね。正確性とスピードが求められる「計算」において、「(計算結果の)暗記は、最強の計算法」といえます。以前聞いた話ですが、ある暗算の世界大会の優勝者は、膨大な量の計算結果を暗記していたそうです。計算結果を暗記しているのですから、計算をして答えを求めようとする場合に比べて、スピードが圧倒的であることは容易に想像できます。
おみやげ算は「暗算」法ですが、11×11~19×19の計算結果の「暗記」につながることも多いです。つまり、「11×11~19×19」は81通りしかないので、おみやげ算を反復練習しているうちに、例えば、「12×16=192」や「17×18=306」などの計算結果をどんどん暗記してしまう子がけっこういます。
暗記は最強の計算法ですから、計算結果を多く暗記している子は、11×11~19×19をひとつひとつ時間をかけて筆算する場合に比べて、相当な計算力が身についているといえます。
上記のようなメリットをふまえ、親御さんからお子さんに、おみやげ算の習得をすすめるのはいかがでしょうか。まずは、11×11~19×19の暗算をマスターしましょう。そのうえで、「計算結果の暗記」にまでつながれば、かなり強力な計算力を身につけられます。そのために、『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』がおすすめです。