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2023.05.24 09:30

大ヒット「19×19までの暗算法」に学ぶ、会議で使える暗算テクニック

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全世代に広がりつつある「19×19までの暗算法」とは?

小学生から大人まで大反響の『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』で紹介されているのが、11×11~19×19までの計算ができる「おみやげ算」という暗算法です。さっそく、その計算法について説明します。
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(例)18×16=

1. 18×16の右の「16の一の位の6」をおみやげとして、左の18に渡します。すると、18×16が、(18+6)×(16-6) =24×10(=240)になります。

2. その240に、「18の一の位の8」と「おみやげの6」をかけた48をたした288が答えです。
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まとめると、18×16=(18+6)×(16-6)+8×6=240+48=288です。

この2ステップで、例えば、14×14、13×15、17×19などの「十の位が1の2ケタの数どうしのかけ算」は、おみやげ算を使ってすべて計算でき、慣れると暗算もできるようになります。

会議で「1600人の13%」を求める必要があったら?


例えば、会議で「1600人の13%」を求める必要があったとしましょう。そんなとき、スマホの電卓を使うより、暗算でパパッと「208人ですね!」と計算できて損はないのではないでしょうか。

「1600人の13%」を求めるためには、1600×0.13(=16×13)の計算が必要です。「16×13」は「十の位が1の2ケタの数どうしのかけ算」なので、おみやげ算を使って、次のように計算できます。

1.16×13の右の「13の一の位の3」をおみやげとして、左の16に渡します。すると、16×13が、(16+3)×(13-3) =19×10(=190)になります。

2.その190に、「16の一の位の6」と「おみやげの3」をかけた18をたした208が答えです。「1600人の13%」は208人ということですね。

おみやげ算に慣れれば、「1600人の13%」を5秒以内に暗算することも可能です。さまざまな計算法がありますが、おみやげ算を、そのひとつに加えてみるのはいかがでしょうか。まずは、11×11~19×19の暗算をマスターしましょう。そのために、『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』がおすすめです。

『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』(小杉拓也著、ダイヤモンド社刊)

小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』(小杉拓也著、ダイヤモンド社刊)

文=小杉拓也

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