今年のリストには、KポップのLe SserafimとNewJeans、タイの俳優のメータウィン・オーパッイアムカジョーン、韓国のコンテンツクリエイターのWonjeong Seoらが選ばれた。また、第75回カンヌ国際映画祭で短編映画部門のゴールデンパーム賞を受賞した中国の映画監督のChen Jianyingや、インドの医療保険を変えるLoop Healthの共同創業者のMayank KaleとAmrit Singh、シンガポールのレストランKing of Fried Riceの創設者のLester Liらも選出された。
フォーブス編集部のラナ・ウェーブ・ワトソンは、今回のリストについて次のように述べている。「世界経済が不確実性に直面し、ベンチャーキャピタルからの投資が落ち込む中で、今年の本リストのメンバーは、業界を超えてイノベーションを起こし続けている。スタートアップの創業者からアーティスト、アスリート、科学者に至るまで、彼らのクリエイティビティと強固な意思は、楽観主義を刺激する」
今回の30 UNDER 30 ASIAの注目メンバーは以下のとおり。
・アート部門(Art & Style, Food & Drink): Harsh Agarwal(27)。インドのHarago創設者
・エンタメ&スポーツ部門:MC 張天賦(26)。香港のシンガー
・ファイナンス&ベンチャーキャピタル部門:Seo Kyoung Lee(28)。カカオモビリティへの出資を主導した投資会社TPGの韓国人社員。
・メディア、マーケティング&広告部門:Simran KaurとSonya Gupthan(ともに26歳)。ニュージーランドのGirls That Invest共同創業者
・小売&Eコマース部門:Lorin Winata(29)。シンガポールのMelati Drinks創業者
・エンタープライズテクノロジー部門:Bo Zhiyuan(29)。中国のQingflow創業者
・製造業&エネルギー部門:柴田恭佑(28)。業務プロセスの自動化ソリューションを提供する京都のスタートアップRutileaの共同創業者
・ヘルスケア&サイエンス部門:Zhao Yaran(27)。中国のVeminsyn Biotech共同創業者
・ソーシャルインパクト部門:エマ・クレッグ(29)とモリー・ロジャース(28)。オーストラリアのJAM The Label共同創業者
・コンシューマーテクノロジー部門:Akshay Rampuria(28)とYashovardhan Poddar(29)。インドのOpenhouse共同創業者
2023年の受賞者は、アジア太平洋地域の20の国と地域から選ばれた。国別ではインドが75名と最も多く、次いで中国が34名だった。日本は33名で3位、シンガポールは30名で4位、韓国は28名で5位だった。
本年度の30 UNDER 30の全メンバーは、ここから確認できる。
(forbes.com 原文)