ヒーリーは以前、BLM運動を楽曲の宣伝に利用しているとして非難され、2020年には、同運動を支持するツイートに警察の残虐行為に関する歌詞を含むバンドの曲「Love It if We Made It」へのリンクを添えていた。
また、今年1月は、ダブリンでのライブでアイルランド人を「シンプルな人々」と呼び、一部のファンを怒らせた。さらに10月のサイン会では、Dervla(ダーブラ)というアイルランド人ファンの名前を聞いて「砂利を運搬する道具みたいだ」と言った。
ヒーリーはまた、1月に「Love It If We Made It」のカニエ・ウェストに言及した部分を歌いながら、ステージ上でナチスの敬礼らしきポーズをとったことで批判された。これは、ウェストの反ユダヤ主義を揶揄したものとも考えられるが、ナチスの敬礼と見られる行為が不愉快だと感じた人もいた。
Taylor Swift’s new boyfriend, Matt Healy, apparently likes to to throw up Hitler salutes while marching in place during his concert performances.
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Wow. pic.twitter.com/JwrZGsI0TI — StopAntisemitism (@StopAntisemites) May 8, 2023
ヒーリーは、英国の俳優ティム・ヒーリーと、女優で司会者のデニス・ウェルチの息子で、2002年にウィルムスロー高校の同級生たちとThe 1975を結成した。
ヒーリーとスウィフトの交際が最初に報じられたのは2014年だが、その当時、彼はこの噂を否定していた。今年1月にスウィフトは、ロンドンで行われたThe 1975のステージに飛び入りで参加し、ヒット曲の「アンチ・ヒーロー」を披露した。スウィフトは4月に6年間交際していたイギリス人俳優のジョー・アルウィンと破局したと報じられている。
タブロイド紙「The Sun」は、5月3日にヒーリーとスウィフトが「恋仲」であると報道し、その3日後にヒーリーは、スウィフトのライブでオープニングアクトを務めるフィービー・ブリジャーズのステージにゲスト出演した。ヒーリーとスウィフトは12日にニューヨークで手をつないでいるところを写真に撮られ、15日には一緒にレコーディングスタジオを出るところを目撃されている。
スウィフトのファンの一部は、物議を醸すスターとの交際に懸念を示している。ヒーリーがスウィフトのステージを見ている場面を撮影したTikTok(ティックトック)の動画のコメント欄では、否定的なコメントが上位を占めている。しかし、同じ動画をロマンチックだと称賛する人もおり、あるファンは「ヒーリーは彼女にとても魅了されているように見える」と書き込んでいる。
(forbes.com 原文)