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2023.05.17

買って後悔した家電ランキング、1位は子育て世代が絶賛するアレ

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デメリットのまとめサイト「なるほどデメリット」が行った「買って後悔した家電」のナンバーワンは、なんとロボット掃除機でした。人気家電の代表格とも言えるロボット掃除機なのに、どうしたことでしょう……。

買って後悔した家電ランキングは、トップのロボット掃除機以下、ウォーターサーバー、食洗機、電気圧力鍋、オーブンレンジ、空気清浄機、ドラム式洗濯機、ノンフライヤー、電気ストーブという順になっています。

ここにランクインしたロボット掃除機、ドラム式洗濯機、食洗機は、妊婦と育児コミュニティーサイト「ベビカム」が昨年行った調査で、「家事が圧倒的に楽になった」子育て世代の三種の神器として高く評価されています。また、ウォーターサーバー、電気圧力鍋も高評価だったのですが、この違いは何なのでしょう。
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家電の三種の神器で子育て世帯が圧倒的に楽になる

後悔した人たちに聞くと、ロボット掃除機は、障害物を避けてくれないので事前に片付けをしなければならず面倒という意見が見られました。そこまで片付けるのなら、全部自分でやったほうが早いというわけです。2位のウォーターサーバーは、思ったよりも経費がかかり、意外にメンテナンスが大変だったということ。置き場所にも苦労したという意見があります。3位の食洗機は、きちんと落ちてない気がして結局自分で洗ってしまう、性能が悪いといった意見が聞かれます。

後悔している人たちには、どうも「手でやったほうが早い!」的なせっかちな人が多いみたいですね。ドラム式洗濯機で乾燥を行ったらドブ臭くなったという意見もありましたが、製品が本領を発揮できるよう正しく使っているかどうかが疑われます。また、ロボット掃除機が「同じところばかりぐるぐる回ってる」とか、食洗機で「汚れが落ちない」と後悔する人たちは、性能の低いものを買ってしまった様子(同サイトではロボット掃除機を「ルンバ」としていますが、安価な他社製品の可能性があります)。ウォーターサーバーに関しては、単なる家電品ではなくサブスクサービスなので、継続的に費用がかかるのはわかっていたはず。つまり、慌てん坊さんが多いイメージです。

この調査を行った「なるほどデメリット」は、買い物で後悔しないよう、製品やサービスのデメリットを事前に調べることができるサイトです。ここにランクインした製品の購入を考えている方は、自分の生活パターンや住居とそれがマッチするかどうか、こうした情報を活かして、まずはシミュレーションしてみてはどうでしょう。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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