経営・戦略

2023.05.15 13:00

買収から約半年、ツイッターはマスクの下でどう変わってきたのか

Getty Images

2023年4月20日

従来の青いチェックマークがサイトから消え、「認証済み」ユーザーは有料サービスであるTwitter Blueの購入者だけになった。

2023年5月

デスクトップユーザーが新規ツイートを入力するボックスのプロンプトが「What's happening?」から、より積極的な「What is happening?!」に変わった。
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マスクはツイッターを買収した際、「もっとお金を稼ぐ」ためではなく「自分が愛する人類を助けるため」、ツイッターを「共通のデジタル広場」にするためにやっているのだと述べた。マスクによるツイッターの変更は、彼がこのプラットフォームを破壊することを心配する人々から、しばしば反発を買っている。

たとえばTwitter Blueの開始直後、その変更によって有名人になりすますのが簡単になると人々は懸念を表明し、1月にはタリバンのメンバーが青いチェックマークを購入したが、後に削除された。青いチェックマークの変更以外、外見的な変更が大きな批判を招くことはなかったが、マスクによるすべてのツイッターの扱い方は、いつまでプラットフォームが存続するのだろうという人々の懸念を招いた。ツイッターの広告収入は昨年と較べて28%減少すると予測もあり、理由の一部は広告主がマスクを信用していないからだという話もある。

5月11日、マスクはツイッターのCEOを辞任すると発表し、翌日にはNBCUniversalの元広告・パートナーシップ部門責任者、リンダ・ヤッカリーノが後任になるとと発表した。マスクは、ヤッカリーノは「主として業務遂行に集中し、自分はプロダクトデザインと新技術に集中する」と語っている。
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forbes.com 原文

翻訳=高橋信夫

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