大統領府の発表によると、ウクライナの無人機2機がロシア軍の防空システムにより撃墜され、クレムリンの敷地内に落下。ドミトリー・ペスコフ大統領府報道官によれば、プーチン大統領は当時、モスクワ近郊の公邸で執務中だったという。大統領府は「適切と判断したときに報復措置を取る」としている。
一方、ウクライナ側は無人機攻撃への関与を否定。同国のミハイロ・ポドリャク大統領府長官顧問は「ウクライナは防衛戦に専念しており、ロシア領の標的を攻撃したりはしない。(中略)今回の攻撃は軍事問題を解決しない」とツイートした。
モスクワにある赤の広場では9日、第2次世界大戦での勝利を祝う軍事パレードが予定されている。大統領府は、パレードは予定通り実施するとしている。
(forbes.com 原文)