子ども大学は、2002年にドイツのテュービンゲン大学で始まり、ヨーロッパ各国に広がりました。大学の講師や各分野の専門家が、子どもたちにわかりやすい形で身の回りの出来事や自然現象などに関する講義を行うというものです。日本では2008年に「子ども大学かわごえ」が誕生し、その後は日本全国に広がりました。子ども大学グローバルは2014年に「子ども大学水戸」としてスタートし、これまでに1万5000組の親子が参加しています。10年目にあたる今年から応募対象を広げ、「子ども大学グローバル」と改名しました。
今年は、6月17日から来年の3月2日まで7回の講義が予定されています。内容は、国立環境研究所の金森有子氏とエネルギーとの付き合い方を考える「けっきょく”エネルギー”はどうすればいいの?」や、カンボジアで学校建設を行うNPO法人HEROの橋本博司氏と世界をよくする方法を考える「さて、そろそろみんなで世界を変えようか」などとなっています。基本的にオンラインのライブ配信で講義が行われますが、会場(東京、つくば、水戸)に足を運んで受講することもでき、オンラインではZoomでリアルタイムに質問もできます。
対象学年は小学3年から中学3年までとなっていますが、親子での参加が可能です。子どもが参加できないとき、親だけで聴講する人もあるとか。それほど内容が面白いということです。
「学校教育における教科学習の枠から飛び出した学びの体験は、子どもたちの知的好奇心を刺激し、学ぶ楽しさと共に、物事の本質を見抜く真の学びの力を育みます」と子ども大学グローバルは話しています。いろいろなことに興味を持ち、知れば知るほど学びたくなる本当の学習の楽しさを知れば、学校の勉強にも自然に身が入るようにもなり、世界が広がることでしょう。
「子ども大学グローバル」第10期応募要綱
対象学年:小学3年生〜中学3年生
募集人数:200人(先着順)
参加費用:1万円(税込)
入学金、授業料、スクリーングキット代として。保護者も受講可能。
応募締切:2023年5月31日(水)22時まで
(応募多数の場合は途中で打ち切り)
応募は下記リンク(Peatix)から。
https://kodomodaigakuglobal-10.peatix.com
詳しくはこちらをご覧ください。
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