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2023.05.08 08:00

これらの問いの答えが「はい」なら転職のタイミング

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雇用市場が厳しくても、転職が必要なときもある。仕事で幸せになれるかは自分次第だ。どうすべきか迷っている人は、次の仕事が白紙の状態で辞表を提出する前に、以下の問いを自分に投げかけみてほしい。

満足感がまるでない?

今の仕事に不満があるのなら、新しい仕事を探し始めるべきサインかもしれない。仕事を楽しめない、満たされていない、やりがいを感じられないと思うと、人はやる気がなくなる。このような状況下で働き続けると、モチベーションが下がり、生産性は急落する。必要最低限の業務しかこなしていない「静かな退職」状態になり、それに気づいた上司から叱責されるだろう。何もかもが負のスパイラルに陥ってしまう。

社内に自分の未来はないと感じる?

今の仕事に、行き詰まりを感じることもある。成長も学びも、新しいことへの挑戦もない。何の変化もなく1日が過ぎていく。自分のスキルが十分に活かされず退化していくことがもどかしい。会社の中で成長し、発展し、前進できるような仕事を見つけるべきだ。

ワークライフバランスがとれていない?

仕事であまりに多くの時間とエネルギーを求められ、自分や家族のための時間がほとんど、あるいはまったくとれない状況なら、それは他の機会を追求する必要があるという警告だ。

このままでは燃え尽き症候群になり、身体的・精神的・感情的な健康に悪影響が出る恐れがある。ワークライフバランスが悪いと、家族や友人との関係もぎくしゃくして、有意義な人とのつながりを失ってしまいかねない。

有害な職場環境から抜け出せない?

有害な職場環境とは、ストレスが多く、コミュニケーションが不十分で、同僚や上司から敬意やサポートが得られない環境だと定義できるだろう。働いていてサポートがない、過小評価されている、いじめられていると感じると、メンタルヘルスや仕事のパフォーマンスに深刻な影響を及ぼす。職探しを始めるべきサインだ。

努力が評価されていない?

職場で自分の貢献が認められていない、評価されていないと感じるなら、今の仕事を辞め、自分が評価される場所を見つける必要があるかもしれない。

ただし、そうする前に上司と面談し、抱いている懸念について相談しよう。これまでしてきた仕事を明確かつ簡潔に説明し、成功例や担当業務の枠を超えて効果を生んだ事例を挙げ、期待以上の働きをしたことを上司に示すのだ。反論されたら、会社の期待に沿うためには何を改善し、どう行動を改めればよいのか具体的なフィードバックを求めよう。
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編集=荻原藤緒

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