パリを代表する観光地であるノートルダム大聖堂は、4年前の火災によって壊滅的な被害を受けた。同国のエマニュエル・マクロン大統領は、来年末までに大聖堂を修復し、一般公開を再開する意向を示している。
修復にあたっては、尖塔が1つの争点となっていた。現代的なデザインを望む人もいれば、元と同じデザインの尖塔設置を求める人もいた。最終的に選ばれたのは後者だ。
新たな尖塔は、構造にオーク材を使用し、鉛で覆われる予定。今月初めには、工事関係者が尖塔の土台となる80トンのオーク材の設置を開始した。
当局によると、内部の清掃や修繕、パイプオルガンの修復などの作業は予定通り進んでおり、来年12月までに大聖堂の一般公開を再開できる見通しだ。
(forbes.com 原文)