暮らし

2023.04.30

「サウナ」と「家賃の安さ」で選ぶ、前代未聞の駅ランキング

Getty Images

近年、空前のサウナブームが到来。日本サウナ総研によると、2022年日本のサウナ愛好家人口は推計約1700万人。サウナと水風呂を行ったり来たりする温冷交代浴によってリラックスした状態を示す「整う」というフレーズは、今や熱狂的なサウナ愛好家だけでなく、多くの人々から市民権を得ている。

そんな中、不動産・住宅情報サービスを提供するLIFULLは4月24日、「注目の都内サウナに通いやすくて家賃が安い駅ランキング」を発表した。

1位は、新宿駅から電車で約30分、平均家賃5万円台で住める「京王永山駅」(5万6217円)。駅から徒歩1分の好立地に、日帰りスパリゾートの「永山健康ランド 竹取の湯」がある。サウナでは焼かれた角閃石にアロマ水をかけることで蒸気を発生させるオートロウリュサービスが毎時提供され、7部屋、20種類以上の岩盤浴も楽しめる。

2位は、東京メトロ千代田線の「北綾瀬駅」(6万6542円)。駅から徒歩約20分の距離に、都内でありながら湯治場風情が味わえる「大谷田温泉 明神の湯」がある。90℃に熱した高温サウナと濃塩源泉を直に蒸したミストサウナがあり、すぐ近くを流れる中川から吹く風を受けて、外気浴で「整う」感覚が味わえる。

3位は、都営新宿線の「船堀駅」(7万3405円)。駅から徒歩5分に位置する「東京健康ランドまねきの湯」には、高温サウナと低音サウナがあり、全室テレビ付き。塩サウナ用の塩もフロントで販売している。他にも、館内には天然温泉が使われている大浴場や高濃度炭酸泉の檜風呂に露天風呂、合計15000冊もの漫画が用意されており、1日ゆっくりと満喫できる。

さらに4位には駅から徒歩1分の距離に「東京荻窪天然温泉 なごみの湯」がある「荻窪駅」(7万7697円)、5位には2021年にクラウドファンディングを利用してリニューアルオープンした人気銭湯「松本湯」がある東京メトロ東西線「落合駅」(7万8919円)が入った。

6位以降には、本場フィンランド式の「ikiサウナ」が導入されている「天空のアジト マルシンスパ」がある京王線「笹塚駅」(6位:8万3969円)の他、ロウリュで発生した熱波をスタッフがタオルなどで入浴者に送る「アウフグース」イベントが体験できる「タイムズ スパ・レスタ」と、世界最高級の銘石「庵治石」を使用したダイナミックな岩サウナが味わえる「サウナ&ホテル かるまる池袋」、2つの施設がある池袋駅(8位:8万6431円)などがランクインした。

日頃の疲れやストレス解消に効果があると言われるサウナ。次の住まい探しでは、今回ご紹介したような人気サウナへのアクセスも、考慮してみてはいかがだろう。

※1 当ランキングは、ニフティ温泉の「東京都内でサウナがオススメの温泉・銭湯・スパ15選」に掲載されているサウナがある駅の単身世帯向け物件の平均家賃を算出し、安い順にまとめている
参考)ニフティ温泉「東京都内でサウナがオススメの温泉・銭湯・スパ15選」 https://onsen.nifty.com/onsen-matome/181126074871/
※2 最寄り駅が複数あるサウナについては、平均家賃が安い方の駅でランキング化している

プレスリリース

文=大柏 真佑実

ForbesBrandVoice

人気記事