そんな中学生の食生活にスポットを当てた「中学生の食事に関する実態調査」を明光義塾が発表しています。
まず、朝食をしっかりとっているかの質問に対し、76.6%が「毎日食べている」と、思ったよりは意外と多い印象です。食事をとらない理由としては、「起床が遅く時間がない」が56.2%でトップ、2位に「食欲がない」が46.4%と続きますが、中には「朝食を用意していない」とか「ダイエット」という回答も見られ、成長期なのにそもそも食事をとらないという人もいることに考えさせられます。
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一方、家族と一緒に夕食をとるかの質問に対しては、68.5%が「一緒に食べている」と回答。朝食より少なくなるのは、クラブ活動や塾へ通うために、帰宅時間が合わないことが多いのかもしれません。また、クラブ活動や塾へ行く前に間食をとるかの質問には、「間食をとる」「時々間食をとる」を合わせると62.9%と半数以上を占めました。
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ほかにも、家族が求めている食事のルールとしては、「ひじをついて食べない」が65.4%、「スマホを利用しながら食べない」が61.0%、「食事の挨拶をする」が59.0%と、この3つが柱になっているようで、このあたりは多くの家庭でしつけているのではないでしょうか。
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このように比較的多くの家庭が、朝夕ともに家で食事をとり、食べ方のマナーやルールを作ってしつけているようです。筆者宅も食べ方に対しては、口酸っぱくなるほど言ってますが、子供の時にどう過ごしたかは重要ですよね。クラブ活動や塾など忙しくなる時期ですが、成長期でもあるので、栄養のあるものをしっかり食べてしっかり寝ることを心がけてほしいものです。
出典:明光義塾「中学生の食事に関する実態調査」より