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2023.04.24

ツイッター認証バッジが一部復活、「フォロワー100万人」が基準説

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ツイッターは先週、Twitter Blueに加入していないアカウントの認証済みバッジを削除したが、フォロワー数が多い一部のアカウントのバッジを復活させた模様だ。これを受け、一部の著名人やジャーナリストは、自身がイーロン・マスクが導入した月額8ドル(980円〜)のサブスクリプションに加入していないことを強調している。

ニューヨーク・タイムズのマギー・ハバーマン(Maggie Haberman)記者は4月23日、認証済みアカウントのスクリーンショットを公開し「私は加入していない」と投稿した。

コメディアンで俳優のベン・シュワルツも、青いバッジが戻ってきたと投稿し「私はなにも購読していない」と述べた。

天体物理学者でTVパーソナリティのニール・ドグラース・タイソンも、自身の認証バッジが突然復活したことに困惑した模様で「宇宙は謎に満ちている」と投稿した。

マサチューセッツ工科大学(MIT)も22日の投稿で、購読していないと述べた。

ノーベル賞を受賞した経済学者でコラムニストのポール・クルーグマンは23日、認証バッジが再び現れたことについて「私は何もしていない。私は絶対、費用を支払ったりしていない」と投稿した。イーロン・マスクは、この投稿に対して泣いている赤ちゃんの写真をツイートした。

マスクは、作家のスティーブン・キングなどの一部の著名人の認証バッジの費用を個人で負担していると述べている。

一方、すでに亡くなった著名人の認証バッジが復活した事例も確認されている。ベネズエラのウゴ・チャベス大統領(2013年に死去)、シェフで作家のアンソニー・ボーデン(2018年に死去)、ロックバンドのリンキン・パークのボーカルのチェスター・ベニントン(2017年に死去)らのアカウントにも、青いバッジが復活し「Twitter Blueを購読している」との記載がある。

CNBCなどの一部のメディアは、ツイッターがフォロワー数が100万人以上のアカウントの認証バッジを復活させたと報じているが、この基準に満たない場合でも、バッジが復活した場合があり、どのような基準で運用されているのかは現時点では不明だ。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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