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2023.04.21

ChatGPTなど法務領域で活用へ、LegalOnが生成AIに5億円投資

Getty Images

AIによる契約書の審査プラットフォーム「LegalForce」などを提供する「LegalOn Technologies(リーガルオン テクノロジーズ)」は、4月21日、生成AIや大規模言語モデル(LLM)の活用に向け、2023年度中に5億円の投資を行うと発表した。

生成AI・LLMの専門人材の採用や研究を行い、法務領域での利用可能性を模索する。また生成AIに対するリテラシーを全社的に高めるべく、社員に「Notion AI」を配布。Notionはタスクやドキュメントの管理ができるツール。Notion AIでは文章の作成や編集、要約ができ、AIリテラシーや生産性の向上を図る。

すでに生成AI・LLMの活用を開始しており、今年5月に「LegalForce」でChatGPTを活用した契約書の修正をサポートする「条文修正アシスト」機能を提供し始める予定だ。

同社は、契約書のリスクや条項の抜け漏れを洗い出す「LegalForce」を約2500社に、自動で契約書のデータベースを作成する「LegalForceキャビネ」を約800社に提供している。2022年6月にはシリーズDとして137億円の調達をした。
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「世界に肩並べた」 137億円調達のリーガルフォース、2023年に海外へ

文=露原直人

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