My AIは、スナップチャットのユーザーがOpenAIのChatGPTに簡単にアクセスできるようにしたツールで、これまでは月額3.99ドルのSnapchat+の加入者のみが利用可能だった。今回の措置により、約7億5000万人の月間アクティブユーザーのすべてが、一部の機能を除いてMy AIを利用可能になる。
19日の発表でスナップは、My AIがユーザーのメッセージに対し、AIが生成した画像を返信する機能を発表した。この機能は、現在300万人以上が加入するとされるSnapchat+の会員のみが利用できる。
さらに、スナップチャットのユーザーはMy AI のBitmojiアバターをカスタマイズし、独自の名前をつけるなどのカスタマイズが可能になる。My AIは、他のユーザーと交わすチャットと同じようにユーザーと会話をすることが可能で、特別な日や週末のアクティビティのためのレンズをユーザーにレコメンドしたり、ユーザーの年齢に適したコンテンツを返信することも可能という。
ChatGPTの人気は、このツールを自社製品に取り入れようとするテック企業の増加と、人々のジェネレーティブAIへの関心の高まりを引き起こしている。ほぼすべてのAIツールに自社の技術を送り込んだOpenAIは、この分野における明確なリーダーと言える。
しかし、さまざまなサービスがリリースされる中で、これらの企業がチャットボットのエクスペリエンスを、どのように差別化していくかが気になるところだ。
(forbes.com 原文)