国内

2023.04.19

「別荘サブスク」SANUが法人向け開始 ワーケーションなど利用見込む

提供=SANU

月額5.5万円の別荘のサブスクリプションサービスを展開する「SANU(サヌ)」が、4月19日、法人向けプランを開始すると発表した。サービス名は「SANU 2nd Home for Business」で、7月から利用できる1次枠の申し込み受付を開始した。

料金プランは3つ。年間宿泊上限は30泊で、ワーケーションやオフサイトミーティング、レジャーとして活用することができる。先行的に、ヒューリック、自然電力、サムライインキュベートなどが導入しており、2023年中に100社の利用を目指すという。



SANU CEOの福島弦氏は次のようにコメントした。

「ポストコロナのフェーズに入りつつあるいまは、自らの組織をいかにイノベーティブにしていくか、そのために働く場所の設計はどうあるべきなのか、解を模索する時期です。『オフィス回帰』でもなく『在宅リモート勤務』でもない、第三の選択肢を提供するのが本サービス。経営者や組織作りを担う方にとって、有力な選択肢の一つになれればと思っています」

同社は2021年11月、個人向けにサービスを開始した。山中湖や八ヶ岳など9拠点53室を運営しており、この春には10拠点61室に拡大する見込み。



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文=露原直人

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