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2023.04.21 09:30

eスポーツで身に付く意外なスキルとは 日本でも教育に導入

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eスポーツに期待できるスキル

英国では、英国eスポーツ連盟がカレッジ・オブ・eスポーツと提携し、学位プログラムを開発。ゲームデザイン、国際的なeスポーツビジネス、eスポーツコーチングやマネジメントなどの分野で学位を取得することができます。
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カレッジ・オブ・eスポーツは、次のようにプログラムの目的を掲げています。

・才能の育成 - 学際的なカリキュラムを通じて学生の探究心を養い、キャリアや進学への備えることができるようにする。

・レジリエンスの(強靭性)の育成 - 変化し続ける環境と多様化するグローバル社会に学生たちが適応し、活躍するために必要な能力を身につけることができるようにする。
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世界経済フォーラムの報告書「教育の触媒作用を高める4.0:人を中心に据えた回復のための学びの未来への投資(Catalysing Education 4.0: Investing in the Future of Learning for a Human-Centric Recovery)」では、社会的・感情的な学習を促進するためにテクノロジーが果たしうる役割について、もっと検討されるべきであると指摘されています。

デジタルスキルは、教育の重要な要素になりつつあります。eスポーツの導入もその流れを担うものであると言えるでしょう。 Image: World Economic Forum

デジタルスキルは、教育の重要な要素になりつつあります。eスポーツの導入もその流れを担うものであると言えるでしょう。 Image: World Economic Forum


「スクリーンやデジタル技術は、今や多くの子どもたちの日常生活の一部であり、教育現場や学習環境においてこの特徴は一貫しています」と、同報告書は述べています。「デジタル技術は、子どもの成長にとって貴重なツールになり得ます。重要なのは、子どもたちが受動的になり、創造性、個人的な関わり、実生活での交流や遊びの機会を減らすような状況を避けることです」

米国のテクノロジー企業であるインテルは、ゲームベースの学習は、自尊心、学力、集中力と没頭する力を高めるなど、多くの認知的、行動的、社会的利益をもたらすことが明らかになっていると述べています。これらのことは、教育者であれば誰もが認めるでしょう。

(この記事は、世界経済フォーラムのAgendaから転載したものです)

連載:世界が直面する課題の解決方法
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文=Ian Shine, Senior Writer, Forum Agenda

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