4月10日に素人NBAでは初となるリアルイベントを開催しました。ファンの方と今シーズンのあれこれや、これから始まるプレーオフに向けてお酒を飲みつつ語り合う機会は最高でした。またやっていきたいです。
(前回:NBA好き必見。ナイキ・エアジョーダン秘話映画「AIR/エア」の見どころ)
ついにNBAでは4月16日からプレーオフが開幕しますが、今週はプレーイントーナメントがありました。プレーイントーナメントとは各カンファレンスの勝率上位7〜10位の4チームがプレーオフ進出をかけて戦う試合のことです。詳しくは、NBAの年間スケジュールでお伝えしていますので、是非そちらを読んでみてください。
八村塁が所属するロサンゼルスレイカーズも、プレイオフ進出をかけてプレーインに参加するチームの1つです。先日その試合が開催されたのですが、その大舞台で八村が大活躍したことはご存知ですか。
今日はプレイオフ進出をかけて激戦を勝ち抜いたレイカーズの話、そして八村が与えたインパクトについてお伝えしていきます。また最後にEASTのプレーインの試合結果についてもお伝えしていきます。(4月13日時点)
残り0.1秒で延長戦へ突入「歴史的試合」
WESTではプレイオフ第7シードの枠を賭けて、7位のロサンゼルスレイカーズと8位のミネソタティンバーウルブズが対戦。以前の記事で、レイカーズ移籍後の八村塁の変化についてお伝えしましたが、大一番で八村がどれだけ活躍できるかに多くの注目が集まりました。8位のウルブズもビックマンのカール・アンソニー・タウンズや身体能力がずば抜けて高いアンソニー・エドワーズが所属するチームで、彼らは1試合40点取れる実力があるだけに非常に厄介なチームです。
試合は序盤から点が入らないロースコアな展開になりました。特にレイカーズは1Qからウルブズのディフェンスに抑えられ、前半終了時点で10点差以上リードされており、後半もウルブズにリードを広げられる展開が続いていました。
しかし復帰したばかりのガードのデニス・シュルーダーのフリースローやアンソニー・デイビスの活躍をきっかけに少しずつ流れを掴んでいきます。
一方ウルブズは、タウンズのファールトラブルや、エドワーズの不調などで4Qは失速。そして4Q終盤にレブロン・ジェームズのスリーポイントが決まり、ついに同点に追いつきます。
その後、残り数秒でシュルーダーが逆転のスリーポイントを決め、レイカーズ勝利が決定的かと思われましたが、残り0.1秒でアンソニー・デイビスがファールをしてしまい、ウルブズのマイク・コンリーがフリースローを全て成功。試合は延長戦へ移ります。