帝国データバンクでは、上場している外食産業の大手企業100社を対象に「卵メニューの休止・休売」ついての調査を実施。2023年以降、卵メニューを休止・休売した企業が、4月5日の時点で少なくとも約3割に及ぶことが分かった。各社とも主な理由として、「深刻な卵不足」と「価格の高騰」をあげており、今後、卵メニューを休止する可能性がある企業も、2社存在した。
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JA全農たまごによれば、卵1kg(東京Mサイズ)の卸売価格は350円まで高騰。過去最高を記録し、さらに卵メニュー取りやめの動きが拡大する可能性があるとのこと。外食大手企業は、加工用卵の輸入や代替メニュー開発などの対応を急いでいる。
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2月10日には、「すかいらーくホールディングス」が「ガスト」で提供するパンケーキやガパオライス、「バーミヤン」で提供する天津飯などの卵を使用したメニューの販売休止を発表。トリドールホールディングスは、展開する「丸亀製麺」で「とろ玉うどん」や「トッピング温泉玉子」などの商品が一部品切れとなる見込みだと告知していた。
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