eスポーツってゲーム?それともスポーツ? 世代で大きく分かれる

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ゲームを使った対戦スポーツ競技「eスポーツ」が日本でも浸透してきているようです。eスポーツの市場規模は、コロナ禍により成長が鈍化していたものの、アフターコロナとなった今、100億円を超え右肩上で成長していくと予測され、ファン数も2025年には1200万人規模になると予測されています(JESU調べ)。

そうしたeスポーツに対して、小・中・高校生をもつ親に意識調査した結果がアサヒ飲料から公開されています。

まず、eスポーツを知っているかの問いに対しては、知らないと答えた人は0で、少なくともeスポーツという言葉は聞いたことがあるようです。

また、eスポーツはスポーツだと思うかゲームだと思うかとの問いに対しては、81.2%の人が「ゲームだと思う」と回答。ただ、30代の親は「スポーツだと思う」と37.8%の人が回答しており、若い世代の人たちの一部は理解されているようです。

子供がeスポーツをやることに賛成するかの問いには、半分近くが賛成と回答。eスポーツ=ゲームと認識しゲームにはあまりいい顔をしない親が多く中、意外と賛成数が多いことに驚きを感じます。

ただ、子供がeスポーツ選手になりたいと言ったら賛成するかとの問いには、反対が58.8%と若干反対派が伸びました。反対する理由としては、「収入が暗転している仕事に就いてほしいから」が56.8%と圧倒的で、一攫千金よりも将来まで安定した収入を求めていることが伺えます。


オリンピック競技にもeスポーツが採用され、ますます注目を集めるのは必至。真剣に戦っているeスポーツ選手の姿を見る機会が増えていけば、親の意識も大きく変わるかもしれません。

出典:アサヒ飲料「親世代に聞く、いまどきのeスポーツ意識調査」より

文=飯島範久

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