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2023.04.05 13:30

米GMで5000人が「早期退職」に同意、1300億円のコスト計上へ

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米ゼネラルモーターズ(GM)は4月4日、同社が約1カ月前に正規従業員を対象に募集を開始した早期退職プログラムに、約5000人の応募があったと発表した。GMは、レイオフを食い止めるためのコスト削減策として、早期退職を提案していた。
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ビュイックやキャデラック、シボレーなどの車種の製造元であるGMは、この早期退職プログラムに約10億ドル(約1300億円)の費用がかかると見込んでいる。

デトロイトに本社を置くGMは先月、勤続5年以上の米国人の給与労働者5万8000人の大半と、勤続2年以上の幹部社員に対し、早期退職プログラムを提案していた。メアリー・バーラCEOは、その際に、応募者が少なかった場合は、レイオフを実施する可能性があると警告したが、同社は4日、現時点でレイオフが検討事項に含まれていないと発表した。

GMの広報担当者によると、早期退職プログラムに参加する従業員は、6月末までに退職予定という。
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早期退職を選択した従業員には、勤続年数1年につき1カ月分の給与が支払われ、最大12カ月分を受け取れる。さらに、COBRAプログラムを通じた医療給付が受けられる。

電気自動車(EV)市場をリードしようとするGMは、1月に2024年末までに20億ドルのコスト削減を目指すと発表しており、今回の早期退職プログラムは、その取り組みの一環とされる。同社は2月に、約16万7000人の従業員のうちの最大500人を解雇したと報じられた。

自動車業界では8月に3000人を削減したフォードや、2月に1000人以上を削減したクライスラーの親会社のステランティスなど、他の大手企業もここ数カ月で人員削減に踏み切っている。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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