AIサービスや金融工学サービスを提供するMILIZE(ミライズ)は、「金融におけるコミュニケーションの研究材料」として、30年後の銀行員をイメージしたオリジナルキャラクターMILIを世に送り出しました。目的は、コンサルティングノウハウの高度化や自動化、DXの推進とのこと。
LINEで友だちになると、MILIと会話ができるようになります。たとえば、「住宅ローンの負担を減らしたいのだけど」と質問すると、ほんの20秒ほどで、1. 返済期間を長くする、2. 固定金利に切り替える、3. 繰り上げ返済する、4. フラット35などの金利が低い住宅ローンに借り換える、と4つの対策とその簡単な解説を返してくれます。もっと詳しいアドバイスが欲しいときは、ファイナンシャルプランナーなどに相談するよう勧められます。
どこまで突っ込んだ話をしてくれるのか、現在の住宅ローンの金利を聞いてみると、国内金融市場の状況などで異なり一概には言えないので金融機関などに聞くようにと言われます。しかしこれも、LINEで12行ほどの丁寧な文面です。
まだβ版ということで、これからさらに改良が加えられていく予定です。MILIは、アメリカのOpenAIが開発提供しているマルチモーダル大規模言語モデルGPT-3.5を使ったAIチャットボットChatGPTにより、非常に自然で内容豊富な会話ができるようになっていますが、この3月にOpenAIが公開したGPT-4.0への対応も検討中とのことで、さらなるパワーアップが期待されます。
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