「エシカル」なモノを見極める、6つのポイント

エシカルな認証マークがあるか、確認しよう

エシカルな認証マークがあるか、確認しよう

エシカルとは、日本語に直訳すると「倫理的」になるが、最近では「人・動物・地球にやさしい考え方や行動」を指すことも多い。
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社会や地球の未来のためにエシカルライフを始めたいけど、どんな商品を買えばいいかわからない...…。このように悩んでいる方は多いのではないだろうか?実際エシカルな商品を見極めるのは非常に難しい。

そこで今回は、エシカルなものを見極めるポイントを6つまとめたので、ぜひ無理のないペースで実践してみてほしい。

01. エシカルな認証を確認する

最も簡単で効果が高いものとして、商品の認証マークを調べる方法がある。すべての認証が信用できるわけではないが、1つの判断基準として優れていることは間違いない。

ここでは、エシカルライフを実践する中で確認したい、代表的な認証を紹介する。
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・国際フェアトレード認証
世界的に最も認知されているエシカルな認証マークのひとつである。定められた社会的、環境的、経済的基準を満たしたものに付与される。

・レインフォレスト・アライアンス
天然資源、生物多様性を守り、労働条件や地域教育・福祉などの厳しい基準を満たした農園に与えられるマーク。

・有機JASマーク
農薬や化学肥料などの化学物質を使用せずに生産された農産物や加工食品などに付けられるマーク。

02. 長く使い続けられるものを


生活の環境負荷を削減するには、長く使い続けられるものを選ぶことが大切だ。

長く使い続けられるものは値の張るものが多いが、良いものを買うことで、ものを大切にする意識が高まったり、資源の無駄遣いが減ったりする。

ものを買うときには「値段が安い」から買うのではなく、本当に自分が気に入ったものだけを購入するようにしよう。

03. 天然素材を優先的に選ぶ


プラスチックをはじめとした人工的な素材ではなく、竹、綿、木など天然素材でできている製品を選ぶようにするといいだろう。

天然素材から作られた製品は、製造時・廃棄時のCO2排出量が少ない傾向があることに加え、生分解性であることも多く、ゴミが削減され自然を守ることができる。

しかし、天然素材だから100%安全というわけではなく、素材を加工する人に適切な賃金が払われているかどうかなども見て、総合的にエシカルかどうかを判断しなければならない。

04. 安すぎるものは避ける

他の類似商品と比べて、安すぎないか見るのも効果的である。低価格なものほど、エシカルでない確率が高まるからだ。

ファストファッションがその最たる例で、安すぎる服の裏側には、劣悪な労働環境が隠れていることが多い。

生産コストが低い分、在庫を過剰に持つ傾向もあり、ロスが多く資源の無駄な消費につながっている。目先の利益にとらわれないように注意しよう。
次ページ > 05. コットンはオーガニックに

文=エシカルな暮らし編集部

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