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2023.04.01

パートナーの浮気発覚、最も多いのは街中での目撃

Getty Images

フランスの哲学者ジャン=ポール・サルトルは、内縁の妻で本命だったシモーヌ・ド・ボーヴォワールに、彼女との関係を「必然の関係」、他の女性との関係を「偶然の存在」だと言い、公然と浮気を繰り返していたという。しかし世の中には、ボーヴォワールのようにパートナーから「偶然の存在」との恋愛をオープンに告げられる女性は、少数派だろう。

全国に18拠点を展開するHAL探偵事務所は、パートナーの浮気現場に遭遇した経験がある女性1007人を対象に、「浮気の修羅場」に関する調査を実施。

浮気を目撃する前、パートナーの浮気に気がついていたか、を尋ねたところ、最多が「気がついてはいたが、詳しいことは知らなかった」(28.2%)となり、次いで「既に気がついており、詳細も把握していた」(26.1%)、「確信はなかったが、何となくそんな気はしていた」(27.9%)という結果に。何かしら浮気に気づいていた、そんな気がしていたという人の割合は、8割超に及んだ。

続けて浮気を目撃する前、パートナーとの関係は円満だったか、を聞くと、「とても円満だった」(15.3%)、「ある程度は円満だった」(53.7%)の回答が合わせて約7割に。浮気を目撃する前は、多くの人がパートナーと良好な関係を築いていたことが分かった。

さらに、浮気を目撃した経験がある回答者にその場所を質問すると、「街中」が33%で最も多く、続いて「自宅」(24.4%)、「相手の家」(23.7%)、「飲食店」(12.3%)の順番に(複数回答可)。

パートナーの浮気相手は知っている人だったか、の問いには、「はい」と答えた人が35.9%に上り、パートナーと浮気相手が知り合ったきっかけ(関係性)については、最多が「会社の同僚」(27.3%)。次いで「友人同士」(20.4%)、「その他仕事関係」(13.2%)、「出会い系サイト、マッチングアプリ」(11.4%)「友人の彼女、妻」(7.2%)となった。 

同探偵事務所では、「特に会社での繋がりに関しては、一般的に平日8時間程度と会社で過ごす時間が多いことや恋人が干渉できない状況であることから、浮気関係へと発展しやすいと考えられる」と考察。

パートナーが浮気をした理由、経緯については、「自宅に帰る時間がバラバラですれ違っていた」(20代/会社員)、「私が仕事をしすぎて時間がとれなかったから」(30代/パート・アルバイト)、「性格の不一致」(30代/会社員)、「多分、周りの単身赴任者が楽しそうだったから」(30代/専業主婦)、「相談しているうちに浮気した」(40代/パート・アルバイト)などという回答が並び、中でもパートナーとすれ違う、あまり会えないなどといった不満を抱えているうちに同僚や友人に優しくされ、惹かれていったという理由が多くあげられた。

また、浮気発覚後、パートナーとの関係がどうなったのかを聞いたところ、「破局(離婚)した」が6割超を占める一方で、「交際(結婚)を継続した」と答えた人も4割近くに上った。

プレスリリース

文 = 大柏真佑実

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