)に電話をかけ質問をすると、ChatGPTが音声で回答するというもの。3月13日にリリースすると、公開1週間で1万件の利用があったという。
アイブリーが手掛けるのは電話の自動応答サービスだ。飲食店やホテルへの営業時間の確認や予約の電話に自動音声が応じ、必要に応じて担当部署へ転送する仕組み。留守番電話のメッセージを自動で文字起こしするシステムなども開発する。
すでに自動応答システムを開発する企業は存在するが、アイブリーは月3000円から利用できるSaaS型で、低価格を強みに導入を進めている。UI設計がシンプルである点や、ニーズに合わせた柔軟な機能拡張性が差別化ポイントだという。
中小企業を中心に導入を進めてきたが、最近では東横インなど大手でも利用され始めている。また、今後は、電話GPTだけでなく本業にも、ChatGPTやAI、機械学習を掛け合わせていくという。
そして3月29日にはシリーズBで10億円の資金調達をしたと発表。フェムトパートナーズ、Headline Japan、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル、BRICKS FUND TOKYO(三菱地所)から出資を受けた。