メルカリは日本全国の利用者164人を対象に、家の中にあるモノの個数、何を出品したいか、などの調査を行いました。回答者は女性が約7割、年代は40代から60代が大半を占めています。その回答から間取りごとの家ナカ資産を算出した結果、ワンルームで66万6256円、1LDKで108万3816円、3LDKで168万2894円となりました。
また、間取りごとの家ナカ資産の傾向もわかりました。ワンルームは一人暮らしで趣味を楽しむ人が中心のようで、CD、DVD、書籍などのホビー商品が多く、1LDKはリビングエリアのキッチングッズや食器が、3LDKになると子どものおもちゃなどが多くなっていました。
不要な家ナカ資産を売りたいと考える人も増えています。その理由の1位は、捨てるよりも誰かに使ってほしいからというものでした。また、サステナブルな生活を意識するようになったという意見もあり、これらを合わせると、売りたい人の36パーセントとなり、物価上昇で生活費の足しにしたいという回答(14パーセント)を大きく上回りました。
売りたいもののトップは書籍、雑誌、コミック、続いてトップス、ジャケットやアウター、カバン、おもちゃやホビー用品となっていますが、メルカリが2022年4月に売れた品物の個数から4月に売れやすいものを算出したところ、1位はキャラクターグッズ(おもちゃ)、2位はアイドル(タレントグッズ)、3位が参考書などとなっていました。また、夏もののTシャツなども売れ筋です。
受験を終えた受験生が、我慢していた趣味のモノを買い始めるのと、翌年に受験を控えた人たちが参考書を購入することから、こうした傾向が見られるとメルカリは分析しています。家ナカ資産を売りたいなら、ぜひこのランキングを参考にしてはどうでしょう。
プレスリリース