暮らし

2023.03.27

1LDKなら100万円ぶんの価値 メルカリがお宅に眠る「家ナカ資産」を調査

メルカリアプリより

家の中にあるモノすべてをお金に換算するといくらになるか? それが「家ナカ資産」です。メルカリは取引価格などから家ナカ資産を間取り別に計算したところ、1LDKで平均約108万円という結果が出ました。

メルカリは日本全国の利用者164人を対象に、家の中にあるモノの個数、何を出品したいか、などの調査を行いました。回答者は女性が約7割、年代は40代から60代が大半を占めています。その回答から間取りごとの家ナカ資産を算出した結果、ワンルームで66万6256円、1LDKで108万3816円、3LDKで168万2894円となりました。

また、間取りごとの家ナカ資産の傾向もわかりました。ワンルームは一人暮らしで趣味を楽しむ人が中心のようで、CD、DVD、書籍などのホビー商品が多く、1LDKはリビングエリアのキッチングッズや食器が、3LDKになると子どものおもちゃなどが多くなっていました。

不要な家ナカ資産を売りたいと考える人も増えています。その理由の1位は、捨てるよりも誰かに使ってほしいからというものでした。また、サステナブルな生活を意識するようになったという意見もあり、これらを合わせると、売りたい人の36パーセントとなり、物価上昇で生活費の足しにしたいという回答(14パーセント)を大きく上回りました。

売りたいもののトップは書籍、雑誌、コミック、続いてトップス、ジャケットやアウター、カバン、おもちゃやホビー用品となっていますが、メルカリが2022年4月に売れた品物の個数から4月に売れやすいものを算出したところ、1位はキャラクターグッズ(おもちゃ)、2位はアイドル(タレントグッズ)、3位が参考書などとなっていました。また、夏もののTシャツなども売れ筋です。

受験を終えた受験生が、我慢していた趣味のモノを買い始めるのと、翌年に受験を控えた人たちが参考書を購入することから、こうした傾向が見られるとメルカリは分析しています。家ナカ資産を売りたいなら、ぜひこのランキングを参考にしてはどうでしょう。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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