ジョンズ・ホプキンス・メディシンによると、運動は気分の安定と、心にかかっていたプレッシャーを和らげることに役立つ。これらは「自然な入眠」のために重要なものだという。
・寝室に電子機器を置かない
2021年に発表された研究結果によると、大学生を対象に調査を行ったところ、就寝2時間前に電子機器を使用していた学生の睡眠の質は、使用していなかった学生たちより低くなっていた。
・就寝前のカフェインの摂取、量の多い食事、飲酒を控える
炭水化物や砂糖、カフェインを多く含んだものを食べると、代謝が活発になり、体温が上昇する。入眠に適切な体温を上回ると、すでに眠気があっても、脳が「そうではない」と勘違いするという。
生活の質
世界保健機関(WHO)はQOLについて「個人がその生活する社会において、自らの目標、期待感、関心事、基準に関する自身の人生の状況をどのように認識しているか」を特定するものと定義している。QOLを判断する指標には、主に次のようなものがある。
・人生に対する満足度── この満足度は、QOLと関連しているだけなく、以下のすべての指標とも関連している
・主観的にみた健康状態──個人の健康状態は、社会の健全さにも関連している。WHOやCDCをはじめ、複数の機関が異なる健康状態を測る指標を設けている
・仕事のストレス──働く個人だけでなく、ビジネスもストレスの影響を受ける。仕事のストレスは米経済に、年間およそ3000億ドル(約39兆円)の損失をもたらしているとの推計もある。
・ウェルビーイング(心身・社会的な満足度)──ウェルビーイングの指標には、人間関係の質、生活環境、可能性の実現、前向きな感情、人生に対する全般的な満足感などが含まれる
・幸福感──QOLが高い人はその多くが、自身を「幸福だ」と捉えている
(forbes.com 原文)