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2023.03.25 12:15

2023年WBCは大成功、各国で視聴率・観客数・グッズ販売が過去最高

WBC優勝に歓喜する侍ジャパンの選手たち(Daniel Shirey/WBCI/MLB Photos via Getty Images)

米国での視聴者数のピークは、日本代表のピッチャー大谷翔平がエンゼルスのチームメイトである米国代表のマイク・トラウトを三振に仕留めて勝利を決めた瞬間の650万6000人だった。準決勝(日本対メキシコ、米国対キューバ)はFS1とFOXデポルテスで放送され、米国内で史上最も視聴者数の多いWBC準決勝となった。2試合の平均視聴者数は240万3000人で、2017年大会の準決勝と比べて96%も増えた。
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日米以外でも、2023年WBCは視聴者数の記録を塗り替えた。2017年大会と比較して、以下の国・地域では視聴者数が大幅に伸びた。

1. 台湾(151%増)
2. メキシコ(103%増)
3. カナダ(44%増)
4. 韓国(36%増)
5. プエルトリコ(11%増)

過去最高のグッズ売り上げ

WBCのグッズ販売も、通販と会場の両方で大成功となった。MLBは詳細を明らかにしていないが、公式オンラインショップMLBShop.comとスポーツライセンス商品販売のFanatics(ファナティクス)を通じたオンライン売上高が、過去最高だった2017年大会の記録を149%上回り、MLB新記録を打ち立てたと報告している。

台湾の台中インターコンチネンタル野球場、東京ドーム、アリゾナ州フェニックスのチェイス・フィールド、マイアミのローンデポ・パークでは、売り上げが2017年比で100%以上伸び、大会史上最高を更新した。
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では、何が一連の新記録につながったのか?

大きく影響したのが、劇的なプレーだ。準決勝のメキシコ戦では日本がサヨナラ勝ちを収め、決勝戦は最後のアウトが、MLBを代表する2選手である大谷とトラウトの対決で決まった。しかし、世界的な関心の高まりの大部分は、試合を中継する配信チャンネルが増えていることと関連がある。2023年WBCは、63社のメディアパートナーが13言語で試合を放映し、163カ国・地域で視聴された。国名や放映プラットフォームのリストはWBCのウェブサイトで公開されている。

forbes.com 原文

編集=荻原藤緒

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