2. 学習への意欲を示す
学ぶ意欲を示すことも、主体性を示し、職場での存在感を高めるためのひとつの方法だ。また、スキルの向上や資格の取得は、昇給や昇進などのステップアップの機会にもつながる。たとえばこんな活動だ:
・ネットワーキングイベントに参加する
・カンファレンス、業界イベント、トレーニング、コーチングセッションへ参加する
・自分の役割に関連する資格の取得や講座の受講
・業界ブログの閲覧、業界専門ニュースレターの購読、ポッドキャストの視聴、関連ビデオの視聴などにより、常にトレンドを把握する
3. 拡大課題への自発的参加
職場での存在感を高めるもう一つの方法は、注目されるプロジェクトに自発的に参加することだ。しかし、やはり戦略的に、シニアリーダーが関わる部門横断的な任務を探す必要がある。そうすることで、コラボレーションへのコミットメントを示しながら、直属のチームの枠を超えて自分の存在をアピールすることができるのだ。ただ、日々の仕事とのバランスを考えて、燃え尽きないように注意しよう。4. スポットライトを共有する
元アメリカ大統領のハリー・S・トルーマンは、かつて、「誰の手柄になるのかを気にしなければ、あなたは驚くべき成果をあげることができる」と語った。仕事での存在感とは、自分の成果を強調することだけではない。スポットライトを他人と共有することも存在感につながる。たとえば、グループ内ではもちろん、Slack(スラック)やTwitter(ツイッター)、LinkedIn(リンクトイン)でもチームメンバーの功績に言及することができる。手柄を共有することで、チームの士気を高め、社風や信頼関係を構築することができる。5. マネージャーと強い関係を築く
上司は仕事上の貴重な味方になる。次の1on1ミーティングでは、職場で自分の可視性を上げることに興味を示そう。次のスタッフミーティングや外部向けプレゼンを申し出るのも一つのアイデアだ。そうすることでオピニオンリーダーとしての評価を高めながら、人前で話すスキルを向上させることができる。また、フィードバックを求めることを恐れず、上司にはプロジェクトに何か協力できることはないかと尋ねよう。そうした行動をすることで、お互いを尊重しながらより生産的な仕事上の関係を築くことができる。強力なサポーターを得ることは重要だが、上司が自分の功績に注目してくれることを、いつもあてにすることはできない。その代わりに、率先して自分を見てもらうようにしよう。そうすれば、昇進のチャンスが来たときに、いち早く考慮されることになる。
(forbes.com 原文)