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2023.03.19 16:00

Pornhub新オーナーは影ある同社の透明性向上を目指す

「このプラットフォームは、アダルト面で最も安全で法律遵守の存在であるだけでなく、もちろん、インターネット全体をリードするものでありたいのです」とフリードマンは語る。「オンライン・オフラインの保護ツールが整い、合法的で同意が得られたコンテンツを責任持って提供するクリエイターによるアダルトサイトで、人々が快適に楽しめる場所は他にはありません」

フリードマンは、マインドギークが「アダルト業界だけでなく、インターネット全体が抱える問題」に対処するために、関わり合い、協力し合いたいと付け加えている。

ECPは、フリードマンを中心に刑事弁護士のファディ・マンスール、カナダ騎馬警察官で大麻産業に携わったデレク・オグデン、コミュニケーションや広報を専門とするサラ・ベインなどのパートナーが集まって創業された。

Netflix(ネットフリックス)の新しいドキュメンタリーMoney Shot(マネーショット)は、Pornhubの多くの成功とスキャンダルを描き出している。映像は制作陣と出演者たち(Getty Images)

Netflix(ネットフリックス)の新しいドキュメンタリーMoney Shot(マネーショット)は、Pornhubの多くの成功とスキャンダルを描き出している。写真は制作陣と出演者たち(Getty Images)

ファイナンシャル・タイムズが2022年に行ったマインドギークの調査によれば、報道嫌いで秘密主義の元大株主バーント・バーグメアが支援していたこの非公開企業は、2018年に4億6000万ドル(約606億2000万円)の収益を上げていた。グローブ・アンド・メールが入手した資料によれば、同社は2020年には収益を4億8200万ドル(約635億2000万円)にまで増やしていた。

これまでのスキャンダルにもかかわらず、フリードマンはマインドギークの将来は明るいと考えていて、アダルトエンターテインメントおよびテクノロジー企業であるECPは、アダルトサイトのみならずインターネットを悩ませている問題との戦いを支援するために、ポルノ業界以外でサービスの一部も収益化できると主張している。
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翻訳=酒匂寛

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