JCL丸の内クリテ、夜のレースが大盛況。世界と社会へ「自転車の価値」を発信

GRAND CYCLE TOKYO 丸の内クリテリウム presented by フィナンシェ

GRAND CYCLE TOKYO 丸の内クリテリウム presented by フィナンシェ

前回のコラムでご案内したJCL(ジャパンサイクルリーグ)主催「GRAND CYCLE TOKYO 丸の内クリテリウム presented by フィナンシェ」を、先月18日に無事開催することができ、ホッとしています。

レインボーブリッジなど東京のランドマークをみんなで自転車走行する、東京2020大会のレガシーイベント「GRAND CYCLE TOKYO」の一環として、今回は東京駅・丸ビルの目の前、行幸通りでのナイト・エキシビションレースはじめ、eバイク(電動アシスト機能付きスポーツ自転車)の試乗会やコンサートなどをお楽しみいただきました。

大変でしたが、足をお運びくださった皆さん、サポートいただいた開催地域、スポンサー、全ての関係者の皆さんに、心より感謝を申し上げたいと思います。
GRAND CYCLE TOKYO 丸の内クリテリウム presented by フィナンシェ

自転車の「社会的な存在意義」を発信 他スポーツとのクロスワークも

シンポジウムでは、JCL顧問で元警視総監の樋口建史氏や橋本聖子JCL TEAM UKYO総監督、国土交通省の金籠史彦氏とともに、自転車、モビリティの在り方について、一緒に議論して発信しました。自転車競技を通じて、モビリティインフラとしての自転車の価値向上に寄与していきたいと考えています。

日本での自転車の地位は、まだまだ高いとは言えませんよね。ヨーロッパでは、自転車が優先され、車が一定距離を取らなければいけないといったルールも存在しています。

自転車=乗り物、に乗る以上、ゼロリスクはありえません。危険もしっかり理解した上で、モラルとリテラシーを向上させ、安心安全に自転車を楽しむことを、JCLとしてもっと発信していきたい。

そのためにも、この競技を日本でもっと多くの人に知っていただけるように、丸の内クリテリウムのような、都市型の興行的レースを今後も開催していきたいと思っています。
GRAND CYCLE TOKYO 丸の内クリテリウム presented by フィナンシェ

加えて、他のスポーツとのクロスワークも実施していきます。

昨年は、サッカーJ3のFC岐阜さんと一緒にグルメライドを開催しました。今後もJリーグやBリーグクラブとのタイアップ強化、会場でのイベント開催などを計画しています。

また、他のスポーツからポテンシャルの高い選手を自転車競技に呼び込むことにも取り組んでいきたいと思っています。

実は、F1レーサーのほとんどが自転車トレーニングを採用していたりもします。身近で効率的に取り入れられるスポーツであることは間違いありませんから。
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写真=ジャパンサイクルリーグ 編集=宇藤智子

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