また、サイドメニューでは「茶碗蒸し」が33.9%で1位。2位が「みそ汁・赤だし」で32.7%、3位が「ポテトフライ」の27.5%で、こちらは男女間で順位に差があり、総合は女性の順位と同じでした。
回転寿司店を選ぶ基準としては、「値段が安い」が42.3%ともっとも多く、「ネタが新鮮」(31.3%)、「家から近い」(30.6%)と続いています。1人何皿食べるかの質問には、「5皿~9皿」が40.5%、「10皿~14皿」が39.6%で平均は9.9皿。これは男女差があり、男性は平均11.9皿、女性は平均8.0皿でした。エリア別で見ると、九州・沖縄が10.8皿でもっとも多く、東海が9.1皿といちばん少ない結果になっています。
利用金額に関しては、平均1,690円で、男性が平均1,920円、女性が1,460円となっており、エリア別に見ると、北海道が1945円とトップ。甲信越が1542円で最下位でした。
デートで回転寿司を利用したことはあるか問うたところ、「ある」は55.9%、「ないけど行きたい」は24.5%となり、デートで回転寿司利用は抵抗がないようです。
筆者もよく回転寿司は利用しますが、最近は物価高騰や漁獲量の関係からか安さで勝負するのではなくネタで勝負している感じがします。安いにこしたことはないですが、やはり食べて満足感のあるおいしい寿司を食べたいもの。各店舗が切磋琢磨してよりより寿司を提供してほしいところです。
出典:マルハニチロ「回転寿司に関する消費者実態調査2023」より