1つ目はレイカーズと再契約するパターンです。
もしチームが八村に再契約をオファーするなら年俸は8〜10ミリオンドル程度になるかと思います。八村としては15ミリオンドル程度要求する可能性はありますが、スター揃いのレイカーズにとって彼の希望額を出せるかは分かりません。
またレイカーズは今シーズン終了時にFAになる有力選手が多くいるので、八村を残すべきかという点は、意見が分かれるところです。僕の予想では再契約をオファーするとは思いますが、どうなるか注目です。
2つ目は他チームに移籍するパターン。
もし八村を高く評価し、レイカーズ以上に高額なオファーをするチームがあれば移籍の可能性があります。ただ八村は制限付きFAといい、他チームがオファーした年俸に対してレイカーズ側が同じ年俸を出す場合、チームに残留させることができます。この辺りの契約はとてもややこしいですが、分かりやすく解説した素人NBAの動画があるのでご興味あれば、ご覧ください。
終盤戦追い込みをかけるレイカーズ
レイカーズはオールスター明けから現在6勝3負。チームの絶対的存在レブロン・ジェームズが怪我で欠場していることを考慮すると奮闘しています。1試合約30点近く取れるレブロンの不在は大きいですがチーム全体で踏ん張っています。特にビッグマンのアンソニー・デイビスは攻守に渡って大活躍中です。またトレードデッドライン前に獲得したオールスターのポイントガード、ディアンジェロ・ラッセルも怪我から復帰し試合に安定感をもたらせてくれています。
ディアンジェロが八村を活かすために効果的なパスを供給してくれていたり、2人の相性はとても良いです。
シーズン終了までの残り10数試合。
今年のウエスタンカンファレンスは1戦の結果で順位が大きく入れ替わるほど大混戦状態です。レイカーズがプレイオフに進出できる可能性は十分ありますが、今後は課題の速攻からの失点や、ターンオーバーの多さを減らせるかが重要です。修正できる点は修正し、ここからの追い込みに期待したいです。
今回は、レイカーズ移籍後の八村の現在地をお伝えしました。僕らと一緒に八村塁を応援しませんか?
連載:まっつん&しゃっくの素人NBA入門塾