この時期は、WBCで大盛り上がりですね!
僕は野球も昔から好きで、4連戦の間は自宅で応援していました。大谷翔平のレベルは異次元で、看板に当てたホームランはとんでもなかったですよね。ヌートバーの闘志溢れる姿に完全に心を掴まれました。今年はバスケットボールも8月末から「FIBA バスケットボールワールドカップ」があるので同じくらい盛り上がってほしいです。
今日のテーマは、八村塁の近況について。ロサンゼルスレイカーズに移籍して約2カ月、彼の実力はいかに発揮されているのでしょうか。
気になる方も多くいらっしゃると思うので、主に移籍後からの役割の変化や、監督陣からの評価、来シーズンの年俸予想についてお届けします。そして最後に、シーズン終盤戦真っ只中のレイカーズの状況についても簡潔にお伝えしていきます。
レイカーズ移籍後の八村塁 気負いが力みに?
初回の記事で、レイカーズが八村塁を獲得した理由をお伝えしました。レイカーズへ移籍し、初めはスタメン起用されていた八村ですが、その後トレードで新しい有力選手が数多く加入した後はベンチからの起用になりました。それに伴い、最初調子の良かったシュートが入らなくなってきました。
特にスリーポイントシュートはスタメン起用された8試合では40%以上を記録していましたが、ベンチ起用に変わった直近10試合では30%未満に沈んでいます。これにはいくつか考えられる理由があります。(数字は全て2023年3月14日時点)
スタメン起用の際は八村がフリーであれば彼の所にボールがよく集まってきていましたが、ベンチ起用になると状況が変わりました。ベンチから出てくる選手達も積極的にシュートを打つ選手が多く、八村がフリーでもあまりボールが回ってこなくなりました。他の選手が悪いということではなく、八村以外にも効果的に得点を取れる選手が集まっているため、ある意味仕方ないことなのです。
いざボールが回ってきた際でもなんとかオフェンス面で貢献しようと強引なシュートや八村のリズムではないシュートも多く、徐々に決定力が下がってきていました。観ている側としては少し力が入りすぎている印象がありました。
トレードデッドライン後、レイカーズには八村以外に5人の選手が入団しました。チームに登録できる上限選手の約3分の1が新しくなり、八村の役割も変わったため何とかバリューを発揮したいという気負いがあったのかもしれません。
また八村はオフェンス型の選手で元々ディフェンスが得意なタイプの選手ではないため、守備面、攻撃面の不調から他選手にチャンスが渡り、2月中盤〜終盤までは出番が減っていました。