鈴鹿央士、23歳 「大好きな地球で生きていくために」

俳優 鈴鹿央士

また最近は、「浅煎りのコーヒーがお気に入り」なのだと言い、取材の日も、自分で淹れたコーヒーをタンブラーに入れて現場に持ってきていた。

「そんなにこだわっているわけでもないのですが、いつも自分の好きなコーヒーが飲めるし、保温もちゃんとできるので。買って飲むよりも、機能的にも、もちろんSDGs的にも、いいんじゃないかなと思っています」

古着にタンブラー……、ごく自然にさりげなく、SDGsを実践する。そして、「最近は節約意識も高くなった」とも。

「暖房をつけっぱなしにしたりせず、ブランケットで凌いだり。洗い物をするときも水道はこまめに止めたりしています。おそらく、意識していなくても、そうやって地球のための行動している人、じつは、けっこういると思うんです。だから『これもSDGsだよ』って、その些細な行動もSDGsにつながってるということを、認識してもらうということも重要なんじゃないでしょうか。僕がそうだったみたいに、それに気づくことで、もっと積極的に考えるきっかけにもなると思います」



鈴鹿央士◎2000年1月11日生まれ。岡山県出身。映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』(2017)へのエキストラ参加がきっかけでスカウトされ、芸能事務所に所属。2018年「MEN’S NON-NO専属モデルオーディション」グランプリ獲得。映画初出演作品『蜜蜂と遠雷』(2019)で第44回報知映画賞ほか、数々の映画新人賞を受賞。以降、『ドラゴン桜』(2021)『silent』『六本木クラス』(2022)、映画『ホリミヤ』(2021)『夏へのトンネル、さよならの出口』(2022)などに出演。映画『ロストケア』が3月24日公開、Netflixドラマ「君に届け」が3月30日より全世界配信。

文=仲本剛 写真=秋倉康介 撮影場所=ITOCHU SDGs STUDIO

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